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賃借料とは?リース料との違いは何?

2021年9月6日
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会計用語のひとつとして使われている「賃借料(ちんしゃくりょう)」。この勘定科目にはは、どのような費用が該当するのでしょうか?「リース料」と何が違うのでしょうか?

本記事では、賃借料の意味や仕訳方法、リース料との違いについて解説します。

賃借料とは?

賃借料とは、土地や建物、車両、OA機器などを外部から借りる際に支払う賃料を表す勘定科目です。企業は、なぜ事業を営むために必要となるモノを購入しないのでしょうか?

その要因のひとつとして、資金不足のために購入できないことが挙げられます。また、購入するより賃貸する方が経済的と判断することや、モデルチェンジが行われるという要因もあります。

このように、多くの企業では、外部から借りることは一般的です。なお、土地や建物などの不動産の賃借料は「地代家賃」「不動産賃貸料」、OA機器などの賃料は「リース料」などの勘定科目を使って区別することもあります。

賃借料とリース料の違い

賃借もリースも、土地や建物、車両、OA機器などを借りる際に支払う際に発生する賃料を意味する言葉です。しかし、一般的にリースの方が月額が高い傾向にあります。なぜなら、リース期間は、耐用年数によって決まるだけでなく、金利や税金、手数料なども加わるからです。

また、長期間の契約の場合は、貸借ではなく、リースが使われるのが一般的となっています。しかし、どちらの勘定科目を使ったとしても、当期純利益が変わることはありません。つまり、

賃借料の仕訳例

土地、建物、車両、OA機器などを勘定科目「賃貸料」で処理する場合の仕訳は以下の通りです。

例:コピー機をレンタルした場合
(借方)賃貸料 15,000円  (貸方)未払金 15,000円

レンタルするために支払いをした場合は、賃貸料が借方になります。

例:翌月分の家賃1,000,000を預金から支払った場合
(借方)賃貸料 1,00,000円  (貸方)預金 1,000,000円

なお、家賃など賃貸料は、1ヶ月ごと、もしくは半年分や1年分をまとめてなど支払い方法がいくつかあります。1年以内であれば、まとめて支払った料金をそのまま処理することができます。

まとめ

賃借料とは、土地や建物、車両、OA機器などを外部から借りる際に発生する賃料(レンタル)を意味する勘定科目です。賃料すべてをすることも可能です。よって、各企業は、誰でも同じように仕訳ができるよう、あらかじめルールを設けることで管理しやすくなるでしょう。

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