お金を増やす3つの方法ー初心者でも今すぐできる具体的な提案 | 税理士コンシェルジュ

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お金を増やす3つの方法ー初心者でも今すぐできる具体的な提案

2021年3月22日
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誰もが「将来に備えてお金を増やしたい」と考えたことがあることでしょう。年々、物価は上昇し、将来の不安は増すばかりです。そのためには、「今」お金を増やさなければいけません。

どのようにお金を増やすことができるでしょうか?今回は、お金を増やす3つの基本的な考え方と実践的な方法をご紹介します。では、お金を増やす方法をみていきましょう。

お金を増やす3つの方法

お金を増やすための基本的は考え方は、以下の3つです。

①収入を増やす
②支出を減らす
③投資をする

それぞれの考え方をみていきましょう。

①収入を増やす

収入とは、労働の対価で得られるお金のことです。収入が増えれば、お金を増やせます。個人事業主やフリーランスの場合は、自分の努力次第で収入を増やすことができるでしょう。

一方、会社員などの給与取得者の場合は、勤務先が副業を解禁しているのであれば、副業をすることで収入を増やすことが可能です。また、今の会社で昇進したり、残業や休日労働をして給与を増やすことができるかもしれません。

ただし、昇進は容易なものではありませんし、残業もオーバーワークになりやすいなどのデメリットもあります。

②支出を減らす

支出を減らすことは、お金を増やすことにつながります。無駄な支出を減らし、支出をコントロールするなら、収入を増やさなくてもお金を増やすことができます。支出を減らす具体的な方法は、後述します。

③投資をする

投資をしてお金を増やすには、ある程度の専門的な知識が必要です。リスクも伴うため、投資でお金を増やせると理解していても、投資を始めることに踏みとどまってしまう方も多いことでしょう。

収入を増やすには?

収入を増やす具体的な方法は、以下の3つに分類できます。

・昇進する
・年収の高い企業へ転職する
・副業する

では、それぞれの方法を詳しくみていきましょう。

昇進する

収入を増やすひとつの方法は、昇進や昇格して給与を増やすことです。基本給がアップしたり、役職手当が付くので収入が増えます。しかし、昇進や昇格は、自分の意志でできるものではありません。

業種や業界によって異なりますが、昇進や昇格するためには、実績を上げる必要があります。また、上司や人事からの評価を得ることも大切です。ですから、日々の努力が欠かせません。でも、努力をしたとしても、必ずしも昇進できるという保証はありません。

ライバルが多くてなかなか昇進できなかったり、昇進しても収入が思ったより増えなかったということもあります。ですから、どうしても収入を増やしたい場合は、転職や副業を検討することができるかもしれません。

年収の高い企業へ転職する

年収の高い企業へ転職するなら、収入を増やせます。現在の会社で昇進して収入を増やすよりも、年収の高い企業へ転職した方が、トータル的に収入が増えるはずです。ですから、もしも現在、年収に不満を感じているなら、転職を検討してみることができるかもしれません。

副業する

勤務先が就業規則で副業を認めているのであれば、退勤後や週末など空いている時間に副業をして収入を増やせます。近年、「働き方改革」として国も副業を推奨しているため、副業をしている方は年々増加しています。

仕事が休みの日にアルバイトをしたり、趣味を副業に活かしたりなどして収入を増やしています。もちろん、本業をしながら副業することは容易ではありませんが、最近は在宅でできる副業も増えています。会社員におすすめの副業は、以下の参考記事をご覧ください。

参考記事:「公務員の副業解禁!2020年最新おすすめ副業とその注意点」

支出を減らすには?

収入を増やすことが難しい場合は、支出を減らすことでお金を増やすことができます。つまり節約する、無駄な支出を減らすことです。では、どのように支出を減らすことができるでしょうか?実際的な方法として、以下のようなものが挙げられます。

・家計を見直してみる
・天引き貯金をする
・節税する

では、ひとつづつ詳しくみていきましょう。

1、家計を見直してみる

まず毎月の家計状況を見直してみましょう。固定費と変動費の2つに分類し、固定費の支出を見直してください。なぜなら、固定費を見直せば、長期間にわたって支出を減らすことができるからです。

なお、固定費とは居住費(家賃や住宅ローン)、公共料金、通信費、保険費など毎月発生する決まった出費のことです。一方、変動費とは食費、医療費、冠婚葬祭費、娯楽費、交際費、旅行費など毎月額が変動する出費のことを指します。

例えば、固定費を節約するために、賃貸契約を更新するタイミングで、大家さんに家賃の交渉をしたり、今よりも家賃が安い物件への引っ越しを検討できるでしょう。またスマホなどの通信プランを見直してみることができるかもしれません。

生命保険に加入しているなら、一度内容を見直してみましょう。もしかするとプラン内容がほぼ同じなのに、料金が安くなった商品が登場しているかもしれません。

2、天引き貯金をする

お金が支出しないように、給与がはいったら天引き貯金することもひとつの方法です。特に貯金ができないという方には、おすすめの方法です。

3、節税する

各種控除を利用するなら、税金額を計算する際に、収入額から差し引く控除額が増えるため、節税につながります。例えば、個人事業主やフリーランスはもちろん、会社員だとしても「ふるさと納税」など各種控除制度を利用するなら節税につながり、お金を増やせます。

また、ふるさと納税以外に、毎月の掛け金を積み立て運用し、60歳以降に受け取れる「iDeCo(個人型確定拠出年金)」を利用する方も増えています。月額5,000円から始めることができる上、途中で休止や再開も可能なので利用しやすいのも魅力となっています。その他各種控除については、以下の記事をご覧ください。

その他の節約方法

支出を減らす方法はまだまだたくさんあります。多くの方が、支出を減らすためにしていることをご紹介しましょう。

・コンビニの利用を控える。
・マイボトルを持参する。
・外食を控え、自炊する。
・キャッシュレス決済を利用し、ポイントを貯める。
・フリマアプリを利用する。
・金券ショップを利用する。
・ベランダや室内でガーデニングをする。
・エアコンの使い方を工夫する。
・スマホと自宅のネット回線を一緒にする。

投資で増やすには?

お金を増やす3つ目の方法は、「投資」です。前述しましたが、投資にはリスクがあるため、専門的な知識が欠かせません。投資の金融商品には、以下のようなものが挙げられます。

・株式投資
・個人向け国債
・個人向け社債
・投資信託
・上場投資信託(ETF)
・不動産投資
・不動産信託(REIT)
・iDeCo(個人型確定拠出金)
・仮想通貨
・FX(外国為替取引)

では、各投資商品の特徴をみていきましょう。

株式投資

株式投資とは、企業が発行した株券の売買で得た「キャプピタルゲイン(売却益)」や、配当「インカムゲイン(配当金)」儲ける投資のことです。株価は常に変動しているので、安くなったタイミングで購入し、高くなったときに売却することで儲けることができます。

また、株式は一定期間保有していれば、配当金が入ります。株価の変動が大きい分リスクも大きいですが、利益も期待できます。

個人向け国債

個人向け国債とは、個人投資家向けに販売されている国債のことです。国が発行している上、最低金利保証もついているので、比較的安全性が高い投資と言えるでしょう。銀行預金よりも利率が高いのが特徴です。なお、利子は年に2回受け取ることができます。

個人向け社債

個人向け社債とは、一般企業は個人投資家向けに発行する社債のことです。満期まで保有した場合は、利息を受け取ることができます。発行元企業の倒産リスクはありますが、株価ほど変動はないので、株価よりもリスクは低いと言えるでしょう。

投資信託

投資信託とは、投資のプロは投資家から集めた資金を使って、株や債券を運用することです。国内だけでなく国外の金融商品を選ぶことができます。運用をプロに任せるので投資の専門的な知識がなくても始められますし、リスクも低いのが魅力的です。ただし、手数料が発生します。

上場投資信託(ETF)

上場投資信託(ETF)とは、投資信託そのものが上場し、証券取引所を通しての売買が可能となったもののことです。上場したので、株価のようにリアルタイムで売買することが可能となります。また、手数料も安くなります。

不動産投資

不動産投資とは、マンションやアパートなどの不動産を購入し、賃貸料で得る投資のことです。不動産投資つまり安定した家賃が毎月入るなら、長期の安定した収入を期待できます。

ただし、不動産を購入するための資金調達が必要となるでしょう。ローンの返済はもちろん、金利が上昇することも考えられます。不動産投資にはデメリットもありますが、メリットも多い人気の高い投資です。

不動産信託(REIT)

不動産信託(REIT)とは、投資家から集めた資金で不動産投資を行い、それで得た利益を還元する投資のことです。少額の投資で、運用をプロに任せられるので安全性が高いのが特徴です。

iDeCo(個人型確定拠出金)

iDeCo(個人型確定拠出金)とは、個人で毎月一定額の拠出して運用を行い、60歳以降に受け取る制度のことです。年金のようなものと言えるでしょう。受け取れる金額は、選んだ運用商品や運用実績によって変わってきます。

なお、前述したとおり、iDeCo(個人型確定拠出金)を利用すれば、掛金全額を所得控除できるので節税につながります。「つみたてNISA(少額非課税制度)」もiDeCo(個人型確定拠出金)のように投資することができます。

暗号資産(仮想通貨)

暗号資産(仮装通貨)とは、インターネット上で使える通貨のことです。仮想通貨は価格が固定されていません。そのため、将来有望と思われる仮想通貨の価格は上昇、もしくは下落し、投資することで儲けることができます。数年で価格が大きくなる分、リスクも大きいというデメリットもあります。

FX(外国為替取引)

FX(外国為替取引)とは、通貨同士の売買を行い、為替ルートの値動きを見ながら取引をする投資のことです。少ない資金で大きな投資をすることも可能ですが、その分リスクも伴います。

お金を増やすうえでの注意点

お金を増やす3つの基本、①収入を増やす、②支出を減らす、③投資をする、際に注意すべきことがあります。以下の点を念頭に入れておきましょう。

・投資にはリスクが伴う
・お金が増えるまでには時間が必要
・初期費用や維持費に注意
・確定申告が必要

投資にはリスクが伴う

投資には、必ずリスクが伴います。生活費を投資に回してしまうなら、もしも損失した場合、借金をしないと生活ができなくなってしまう可能性があります。一度借金をしてしまうと、返済するために生活がさらに苦しくなるかもしれません。ですから、まずは生活資金を確保し、余ったお金を投資に回しましょう。

お金が増えるまでには時間が必要

投資だけでなく、在宅での副業も、お金が実際に増えるまでには時間がかかります。つまり、お金は簡単に増えない、ということです。ですから、長期的な計画でお金を増やしましょう。

初期費用や維持費に注意

副業や投資でお金を増やす場合、初期費用や維持費に注意してください。在宅での副業だとしても、副業の種類によっては、初期費用や維持費がかかるものもあります。

例えば、ブログやアフェリエイトをする場合は、初期費用としてパソコン、インターネット代やサーバー代などの維持費もかかります。ですから、副業や投資をする際には、事前に費用を確認することを忘れないようにしましょう。

確定申告が必要

投資でお金が増えた場合、たとえ会社員だとしても、確定申告が必要となることがあります。つまり、勤務先で年末調整をしていても、給与が所得以外の所得が20万円以上あった場合は、確定申告することが義務付けられています。投資や副業で20万円以上の所得を得た場合は、忘れずに確定申告をしましょう。
参照:国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」

まとめ

今回は、お金を増やす方法についてご紹介しました。お金を増やす基本は、①収入を増やす、②支出を減らす、③投資をする、の3つです。中でも投資は利益を生み出しやすい方法ですが、その分リスクも伴います。お金を増やすことは容易ではありませんが、将来に備えて今から取り組むことができるでしょう。


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