税理士探しで失敗する会社に共通する5つの特徴と防ぎ方
この記事でわかること
- 税理士探しで失敗する会社に共通する5つの特徴
- 失敗パターン別の具体的な原因と防ぎ方
- 1,000人以上の税理士と面談・10,000件以上の紹介実績から見えた失敗の共通点
- 同じ失敗を繰り返さないための税理士の探し方
目次
税理士探しで失敗する会社には共通点がある
「また税理士を変えることになってしまった」
「紹介してもらったのに合わなかった」
「安い税理士に変えたらミスだらけだった」
税理士コンシェルジュには、税理士探しで失敗した経験を持つ経営者からの相談が毎月数多く寄せられます。
これらの失敗には明確な共通点があります。税理士コンシェルジュ代表・山下健一は、10年間で1,000人以上の税理士と面談し、10,000件以上の紹介実績を積んできた経験から、失敗する会社のパターンを把握しています。
この記事では、その共通点を5つにまとめてお伝えします。
失敗する会社の特徴① 探し物が明確になっていない
税理士探しで最も多い失敗の原因は、「どんな税理士を探しているのか」が明確になっていないまま動いてしまうことです。
「いい税理士が欲しい」という漠然とした希望のまま探し始めると、比較する基準がないために選べなかったり、結局「なんとなく感じが良かった」という理由で決めてしまいます。
税理士を探す前に、以下を明確にしておく必要があります。
- 自社の年商・業種・従業員数
- 今の課題(節税・融資・事業拡大・税務調査対策など)
- 今後の方向性(現状維持・拡大・M&A・事業承継など)
- 求めるサービスの内容(月次訪問・クラウド会計対応・業種特化など)
これらを整理するだけで、候補となる税理士の条件が大幅に絞られます。
失敗する会社の特徴② 1社しか比較していない
「知人に紹介してもらったから」「最初に会った税理士が感じ良かったから」という理由で、1社だけを見て契約してしまうケースは非常に多いです。
税理士は長期間付き合うパートナーです。最低でも2〜3社を比較してから決めることを強くおすすめします。
1社しか見ていないと、顧問料の相場感がわからない・他の税理士との比較ができない・初回の印象だけで判断してしまう、という問題が起きます。複数を比較することで、初めて「この税理士は良い・悪い」の判断ができるようになります。
失敗する会社の特徴③ 料金だけで選んでいる
「できるだけ安くしたい」という気持ちはよく理解できます。しかし料金だけを基準に税理士を選ぶと、高確率で失敗します。
税理士全体の6〜7割はレベル1かレベル2です。レベル1の税理士(月額1.5〜2万円)は料金が安い反面、ミスが多く・借入できない決算書を作る・何も提案しないというケースが多いです。
年商5,000万円を超えると、税理士の質が節税額・融資枠・会社の成長スピードに直結します。顧問料の数万円の差よりも、税理士の質による差のほうがはるかに大きいのです。
「安かろう悪かろう」は税理士業界にも当てはまります。相場の顧問料を払った上で、質の高い税理士と付き合うことが結果的にコストパフォーマンスが高くなります。
失敗する会社の特徴④ 担当者を確認せずに契約している
大手の税理士法人や規模の大きい事務所の場合、最初の面談は所長や営業担当者が行い、実際の月次業務は若手スタッフが担当するという構造になっています。
「所長が優秀そうだったから」という理由で契約したのに、実際の担当者は経験の浅い新人だった、というケースは珍しくありません。
契約前に必ず「実際に担当していただく方は誰ですか?」と確認し、その担当者とも直接面談してから決めることをおすすめします。
失敗する会社の特徴⑤ 変更のタイミングと手順を間違えている
税理士を変えようと決断したはいいが、タイミングと手順を間違えて失敗するケースもあります。
特に多いのは以下のパターンです。
- 決算直前に変更しようとする 新しい税理士が状況を把握する時間がなく、申告に支障が出る
- 先に現在の税理士に解約を伝えてしまう 次の税理士が決まる前に空白期間が生じる
- 過去の書類・データの引き継ぎを確認していない 変更後に前期の決算書が受け取れないトラブルが発生する
変更の手順は「次の税理士を決める→現在の税理士に解約を通知する→書類を引き継ぐ」の順番が正解です。
失敗パターン別・防ぎ方まとめ
| 失敗パターン | 原因 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 合わない税理士と契約した | 探し物が不明確・1社しか比較しなかった | 条件を整理してから2〜3社を比較する |
| 安い税理士でミスが多発 | 料金だけで選んだ | 相場の顧問料を払って質で選ぶ |
| 担当者が合わなかった | 所長だけ見て担当者を確認しなかった | 実際の担当者と面談してから契約する |
| 変更時にトラブルが発生 | タイミングと手順を間違えた | 次の税理士を決めてから動く |
| 同じ失敗を繰り返した | 前回の失敗原因を言語化していなかった | 失敗の原因を整理してから次を探す |
同じ失敗を繰り返さないために
税理士を何度も変えている経営者の多くは、前回の失敗原因を正確に把握していないまま次の税理士を探しています。これでは同じパターンを繰り返すことになります。
税理士コンシェルジュでは、まず「今まで何に不満を感じていたのか」を丁寧にヒアリングした上で、同じ失敗が起きないよう条件に合った税理士をご紹介しています。
また、紹介前に税理士と直接面談しているのは業界で税理士コンシェルジュだけです。データベース上のプロフィールだけでなく、実際に会って確認した上でご紹介するため、ミスマッチが起きにくい構造になっています。
まとめ:失敗は「探し方」を変えれば防げる
税理士探しの失敗は、運が悪かったわけではありません。探し方に共通のパターンがあり、そのパターンを知った上で動けば防ぐことができます。
税理士コンシェルジュでは、面談済み1,600名・20年・26,000件以上の実績から、あなたの会社に最適な税理士を完全無料でご紹介します。
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最終更新日:2026年3月28日
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