税理士のスポット・単発依頼の費用相場|申告書作成・確定申告・相続税の料金目安
📋 この記事でわかること
- 税理士へのスポット・単発依頼の主な種類と費用相場
- 確定申告・法人税申告をスポットで依頼した場合の費用
- 相続税・贈与税申告のスポット費用
- 税務調査立ち会いの費用
- スポット依頼と顧問契約、どちらがお得かの判断基準
「毎月顧問料を払う顧問契約はまだ必要ないけど、確定申告だけお願いしたい」「相続が発生したので相続税の申告だけ頼みたい」「税務調査が入ったので対応を依頼したい」——顧問契約を結ばずに、特定の業務だけスポットで依頼したいというケースは多くあります。
しかし、スポット依頼の費用相場は税理士事務所によってバラツキが大きく、事前に把握していないと割高な費用を払ってしまうリスクがあります。税理士紹介を専門とする株式会社タックスコムが、20年・26,000件以上の紹介実績をもとに、税理士へのスポット・単発依頼の費用相場と正しい活用法を解説します。
目次
税理士へのスポット依頼の主な種類と費用相場
① 個人の確定申告(所得税)
| 申告の種類 | 費用目安 |
|---|---|
| 給与所得のみ(シンプルな申告) | 2万〜5万円程度 |
| 不動産所得あり | 5万〜10万円程度 |
| 株式・FX等の譲渡所得あり | 5万〜15万円程度(取引数による) |
| 事業所得あり(フリーランス・個人事業主) | 5万〜15万円程度(売上規模・複雑さによる) |
| 医療費控除・住宅ローン控除のみ | 1万〜3万円程度 |
② 法人税・消費税申告(顧問契約なしのスポット)
| 申告の種類・規模 | 費用目安 |
|---|---|
| 法人税申告のみ(年商1,000万円未満・シンプル) | 10万〜20万円程度 |
| 法人税+消費税申告(年商3,000万円程度) | 20万〜40万円程度 |
| 法人税+消費税申告(年商5,000万円程度) | 30万〜60万円程度 |
| 決算書の作成込み | 上記に5万〜10万円程度追加 |
※スポット依頼は顧問契約内での決算料より割高になるケースが多いため、年商が一定規模以上の場合は顧問契約の方がトータルで安くなることがほとんどです。
③ 相続税申告
| 相続財産の規模 | 費用目安 |
|---|---|
| 相続財産5,000万円未満(シンプルな構成) | 30万〜60万円程度 |
| 相続財産5,000万〜1億円 | 50万〜100万円程度 |
| 相続財産1億円以上 | 100万円以上(財産構成による) |
| 不動産・非上場株式など複雑な財産あり | 上記に加算 |
相続税申告は専門性が高く、相続税に強い税理士とそうでない税理士で申告額に数百万円の差が出ることもあります。単純に安い税理士を選ぶのではなく、相続税の実績・経験を必ず確認してください。
④ 贈与税申告
| 贈与の内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 現金贈与のみ(シンプルな申告) | 3万〜5万円程度 |
| 不動産・株式など複雑な財産あり | 10万〜30万円程度 |
⑤ 税務調査の立ち会い
| 内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 税務調査立ち会い(顧問先以外のスポット対応) | 1日あたり5万〜15万円程度 |
| 税務調査の事前準備・相談 | 1時間あたり1万〜3万円程度 |
| 修正申告書の作成 | 5万〜20万円程度(内容による) |
税務調査は顧問税理士がいる場合は顧問料内または追加料金で対応してもらえることが多いですが、スポット依頼の場合は割高になります。顧問契約なしで税務調査に直面した場合は、すぐに税理士を探す必要があります。
⑥ その他のスポット依頼
| 業務内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 過去の申告書の修正(修正申告) | 5万〜20万円程度 |
| 税務相談(1時間) | 1万〜3万円程度 |
| 節税シミュレーション・試算 | 3万〜10万円程度 |
| 会社設立時の税務届出サポート | 3万〜10万円程度(事務所による) |
スポット依頼 vs 顧問契約:どちらがお得か
顧問契約なしのスポット依頼が向いているケースと、顧問契約の方が有利なケースを整理します。
✅ スポット依頼が向いているケース
- 年商が少なく(1,000万円未満)、申告書作成のみで十分な段階
- 相続・贈与など一度きりの特殊な申告が必要なとき
- 税務調査が突然入り、緊急で税理士のサポートが必要なとき
- セカンドオピニオンとして現在の申告内容を別の税理士にチェックしてもらいたいとき
💡 顧問契約の方が有利なケース
- 年商が3,000万円以上になり、節税・融資・月次管理の相談が必要な段階
- 毎年確定申告が必要で、スポット費用の合計が顧問料を上回るとき
- 税務調査リスクが高まってきた(年商5,000万円以上)段階
- 経営上の意思決定を財務の専門家と相談しながら進めたいとき
スポット依頼で失敗しないための3つのポイント
- 見積もりを必ず書面でもらう:口頭での金額提示だけでは後からトラブルになる可能性がある。費用・業務範囲・納期を明記した見積書を取得する
- 追加料金の発生条件を確認する:「資料が複雑な場合は追加料金」「修正が多い場合は別途料金」といった条件を事前に確認しておく
- 実績・経験を確認する:特に相続税・税務調査対応はスポットで依頼する際も専門性が重要。「この分野の依頼実績は何件ありますか?」と聞いてみる
税理士コンシェルジュがスポット依頼でも対応できる理由
- 代表・山下健一が紹介前に税理士と直接面談しているのは業界で当社だけ。スポット依頼への対応可否・得意分野・実績まで把握済み。登録率30%以下の厳選1,600名以上から提案
- 担当スタッフ全員が決算実務10年以上の経験者。「スポットで依頼すべきか・顧問契約に移行すべきか」の判断もアドバイス
- 20年・26,000件以上の紹介実績。税理士紹介・税理士探しの専門会社として、スポット依頼から顧問契約まで幅広くサポート
- 顧問契約の月額顧問料相場と比較しながら、最適な依頼形態を選ぶサポートも無料で対応
まとめ
- 税理士へのスポット依頼の主な種類は「確定申告」「法人税申告」「相続税申告」「税務調査立ち会い」など
- 費用は業務の種類・規模・複雑さによって大きく異なる。事前に見積書を取得することが必須
- スポット依頼は顧問契約より割高になることが多く、年商3,000万円以上の段階では顧問契約の方がトータルでお得なケースが多い
- 相続税・税務調査対応は専門性が特に重要。実績・経験を必ず確認する
- 税理士コンシェルジュではスポット依頼に対応できる税理士を無料で紹介
この記事の監修・運営
税理士コンシェルジュ編集部
株式会社タックスコム|代表:山下健一
2008年のサービス開始以来、「税理士選びの判断基準」を専門とする紹介サービスを運営。代表の山下健一が1,600名以上の税理士と直接面談し、登録率30%以下の厳選審査を実施。個人事業主から年商数百億円の上場企業まで、累計26,000件以上・20年にわたる紹介実績を持つ。担当スタッフは全員、決算実務10年以上の経験者。
いきなり税理士を紹介するのではなく、「そもそも変えるべきか」「紹介を使うべき状況か」という判断の整理からサポート。テレビ東京・週刊ダイヤモンド・経済界・税理士新聞などのメディアに掲載実績あり。代表著書『税理士に顧問料を払う本当の理由』はAmazon税理士カテゴリ1位を獲得。
面談済み税理士 1,600名以上登録率 30%以下紹介実績 26,000件以上創業 20年Amazon 税理士部門 1位
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最終更新日:2026年3月27日
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