新しい税理士と付き合う際の心構えと不安払しょくの仕方 | 税理士コンシェルジュ

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新しい税理士と付き合う際の心構えと不安払しょくの仕方

経営者が高齢化し事業承継をしなくてはならないという波は、どの業界にも押し寄せています。税理士業界にも同様のことがいえます。

多くの会社において2代目・3代目と経営者が引き継がれていくなかで、税理士事務所もまた、いわゆる所長先生からその子ども或いは所属の税理士が新たな所長となり、顧問先との関係を築き始めているということはよく見られるものです。

新しい所長先生への不安

ここで税理士事務所に仕事を依頼している顧客側として気になるのは、「新たな所長先生とうまく付き合えるかどうか」「これまで上手くいっていたことが、変わってしまうのではないか」ということです

例えば、これまでの所長と経営者の方が同世代だったとします。それを背景に、多くを語らずともわかってもらえた、ということもあったのではないでしょうか。

また、時代の空気や業界の常識といったことまで阿吽の呼吸とまではいかないまでも、みなまで言わずともわかってくれた、といった関係を顧問税理士と築いていた経営者の方も少なくはないでしょう。

しかし、代替わりをすれば、通常これまでの所長よりも若い人が新所長となることが一般的です。そこを不安の種として、「これまでのように良好な関係が、新たな所長先生とうまく築けるだろうか」「また色々と説明し直さなくてはならないのではないだろうか」といった不安を抱えている経営者の方も多いです。

税理士側の不安も理解して、歩み寄りを

しかし、これは税理士側にとっても同様です。ぼほ、同じような不安を持っているのです。

「これまで良好な関係を築いてきた顧客との関係性が、代替わりによってうまくいかなくなってしまったらどうしようか」。「注意すべきポイントを漏らさずに、きちんと自分が対応できるだろうか」。

こうした不安は、顧問先を引き継ぐ税理士であれば当然持っているものです。つまり、不安を持っているのはお互い様なのです。

不安なのは顧客側だけでない、と頭の片隅に入れておくだけでも、新しい所長先生とのコミュニケーションは変わってくるのではないでしょうか。

新しい所長先生とのコミュニケーション

税理士側としては、何とかこれまでどおり良好な関係を続けたいと考えています。税理士として当然の仕事をすることに加えて、顧問先にとって何が最善なのかを常に考え真摯に向き合う姿勢を持つように努めるでしょう。

しかし、これといった正解がないコミュニケーションにおいては頭を悩ませているかもしれません。

例えば、税理士は一般に「先生」と言われています。これは社会的な慣習のようなものであって、深い意味はありません(もちろん、心からの敬意と深い尊敬の念を持って「先生」と呼んでいる人もいるでしょうし、「何となくそういうものだから」ということもあるでしょう)。

この慣習を、新しい所長先生が気にしたとします。そして、「私はまだまだ若輩者ですので、先生などと言わずにどうぞ気軽に接してください」と、顧問先の経営者の方に言ったとします。

気持ちはわかります。その若い所長先生は、自分よりも社会経験の豊富な顧問先の経営者の方への敬意を持ってそのように申し出たのかもしれません。その申し出への反応は様々でしょう。

「税理士側がそのように言ったのだから」と、より気軽な「さん付け」、はたまた、あだ名で呼ぶような経営者の方もいるかもしれません。一方、申し出を断りこれまで通り「先生」「所長先生」と呼び続ける経営者の方もいるかもしれません。

しかし、税理士に対して先生という呼称を使わない経営者の方が、ビジネスにおいて礼を失しているというわけではもちろんありません。そして、先生という呼称を使う経営者の方が四面四角でドライな性格、というわけでもありません。

このような税理士とのコミュニケーションにおける悩みは、様々なことについてまわるものです。「先生」という呼称を例に挙げましたが、その限りではありません。打合せのときの上座下座や、ちょっとした服装や言葉遣いについてなど、気にし始めたらキリがないでしょう。

例えば、打ち合わせをするのに支障が出るほどの態度だったり、一向に打ち解けず相談一つできないままだったりといった、税理士が仕事として請け負っている内容に関わることであればともかく、コミニケーションにおけるこうした細かい問題については何が正解かということはありません。

もしも新しい所長先生と、上手くいかなかったら・・・

とはいえ、顧客側としては、税理士事務所の代替わりによって著しい不満を持つようになった場合、選択肢は幾つかあります。

まず、不満を持ったことについては遠慮なく伝えましょう。ただし、その際に「前の先生だったら・・・」と先代の所長先生を持ち出すか否かは、ケース・バイ・ケースです。

通常であれば、新しい所長先生も先代と同様に、あるいは先代以上に顧問先のために尽力してくれていることでしょう。ビジネスですから「慣れるまで気長に」というわけにはいかないでしょうが、引き継ぎ時の多少のバタつきは少しの間、大目に見てもよいかもしれません。

しかし、何度言っても改めてくれなかったり、過去の良好の関係を反故にするような仕事ぶりや態度であるようなら考えものです。顧問税理士の変更も視野に入れてよいでしょう。

もちろん、いきなり変えるのではなく、改善を求めたりお互いに理解を深めようと努めることが大切です。そして、それでも埋まらない溝ならば、「あの事務所とは、付き合いも長いことだし」などとダラダラと関係を続けるよりも、より良好な関係を期待できそうな税理士に顧問を変更すると言うのも一考です。

顧問税理士への違和感は、様々なことにふと現れるものです。気になることがあれば、溜め込みすぎないことが大切です。

参考記事:
税理士へ不満を持つことは、「わがまま」ではない!

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まとめ

税理士と経営者の方とのコミュニケーションは、ビジネスパートナーとしてお互いに敬意を持って接することができていれば、第一関門突破です。代替わりがあって新しい所長先生との付き合いが始まろうと、他の税理士と新たな顧問契約を結ぼうと、まずはそこからです。呼び方がフランクでも、硬いものでも本質的な問題ではありません。

相手がどのような考えを持っているのかを探りながら、お互いに気持ちのよい関係を築くことの大切さは、一般の人間関係と同様です。

「税理士先生」と大仰に考えることなく、或いは「若先生」などと軽く見ることもなく、ビジネスパートナーとしてフラットに接することをまずはお薦めします。税理士との良好な関係を築くことは、円滑な経営の一助にもなります。


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