税理士との付き合いにおけるモヤモヤ…その解決法とは? | 税理士コンシェルジュ

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税理士との付き合いにおけるモヤモヤ…その解決法とは?

2021年6月1日
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企業経営において、開業するときや経営状態が安定してきてスポット的な依頼ではなく継続的に今税理士と付き合う必要を感じるときなど、税理士を意識するタイミングは、遅かれ早かれ訪れるものです。

しかし、税理士との付き合いを始めるのは、億劫だなと感じることはないでしょうか?

それは「税理士は、どんな仕事をする人なのか」が、よくわからないからだと思います。誰しも、正体不明の人と接するのは苦手なものです。

漠然とした印象としての税理士像を掴んでいる方は、多いと思います。その名のとおり、税金についての専門家なのであろうということは大方予想がつきます。

また、「税務調査のときに、税理士がいたほうが良いだろう」という考えは、経営者の方の多くが持っています。これは、ある意味「用心棒」といったイメージかもしれません。

この「用心棒」のようなイメージだけを持っている場合、「うちの会社には必要ないか」「困ったときだけ頼ればよいだろう」といった考えにつながるのも無理はありません。激務のなか日常的に付き合いを続けていくことを億劫に感じるのも、当然でしょう。

しかし、税理士と良好な関係を築くことは、経営においてとても大切なことです

「税理士との付き合いは、なんだか面倒そうだ」と漠然としたイメージのまま、税理士との付き合いを放置してしまったり、二の足を踏んでしまったりするのは、経営に置いてもったいないことといえます。

しかし、やはり「税理士との付き合いって、結局何をするの?」「税理士との付き合いによって、自社の負担が増すのは避けたい」といった不安から、モヤモヤした気持ちがなかなか拭えないという声も多く聞きます。

そこで、この記事では「税理士との付き合いとは何なのか」について解説していきます。

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税理士との付き合いにおける「モヤモヤ感」解決の最短ルート

「税理士との付き合いは面倒そう(だから先延ばししたい)」「税理士と付き合ったほうがよいのだろうけれど、具体的なイメージが掴めない」等とモヤモヤするのは、「『付き合い』とは、具体的に何なのか」が曖昧に感じられるからでしょう。

ビジネスにおける「付き合い」ですから、始めたり継続したりするには、会社としても準備や心構えが必要なことは想像に難くありません。面倒だという印象は、無根拠なものではありません。事実、税理士と良好な関係を築くのであれば、会社側にもある程度の体制や、心構えが求められます。

あるいは、既に顧問税理士がいる場合でも「税理士と、うまく付き合えているのだろうか」「顧問税理士と、どうも上手くいっていない。しかし、税理士を変更したところで、よい変化は望めるだろうか」と悩んでいる場合もあるかもしれません。

この場合、経営者の方が税理士に対して「何を、どこまで相談してよいのか」がわからず、何となくモヤモヤとした気持ちを抱えているという場合が多く見受けられます。

大まかに整理すると、

・税理士との関係はまだ始まっていないが、「税理士との付き合い」のイメージがつかめずにモヤモヤする。

・すでに会社には顧問税理士がいるが、うまく付き合えているのかどうかが判断できず、モヤモヤする。

といったパターンが多いようです。

いずれの場合も、まずは「税理士とはどういう仕事をする人なのか」「自社が税理士に求めることは何なのか」を把握することが大切です。

まだ税理士との付き合いが始まっていないのであれば、自社にとって税理士の提供するサービスが必要か否かを判断することに繋げられるので、すっきりするでしょう。

既に税理士との付き合いがある場合も、自社のニーズと今の顧問税理士の仕事ぶりがマッチしているのかを検証することができるので、モヤモヤの解消にむけて具体的に動くことができます。

遠回りに感じるかもしれませんが、これが税理士との付き合いにおけるモヤモヤした不安や悩みを解決する最短ルートです。

税理士との付き合いにおける誤解~本当に経営者の味方なのか?

顧問契約の内容にもよりますが、一般的に、税理士は顧問先の企業に対して正しい納税を促すことはもちろん、円滑な税務会計がなされているかを定点観測することにより、経営にとってプラスになるアドバイスや判断材料を提供します。

よりよい選択肢を経営者に提示し、必要以上の税負担や追徴課税といったリスクを未然に防ぐ助言をしようとするので、税理士の発言のなかには、経営者の方にとっては耳の痛い指摘もあるかもしれません。

しかし、それを臆することなく経営者に伝えてくれる税理士という存在は、貴重です。つまり、会社にとっては、円滑な経営の大きな助けとなってくれる味方なのです。

税理士というと「税額を計算し、納税を促される」といったイメージを持ち、まるで税務署のような存在だと考えている方もいるかもしれません。また、「あれこれと、細かいことばかりいわれる」という印象を持っている方もいるでしょう。

端的にいえば「税理士は、経営者の味方なのか?」と疑問を抱く場合もあるということです。しかし、この疑問は総じて誤解によるものです。

たしかに、残念ながら世の中には、「ただ納税額を示すだけ」「意味があるとは思えない指摘ばかりする」といった税理士もいます。

色々注意され、不要な手間が増え、その効果は感じられないとなれば、税理士との付き合いについて疑問が生じるのも無理はありません。

しかし、大抵の税理士は顧問先企業の味方になる存在です。また、味方になってくれないようならその税理士を選択しない・税理士を変更するという方法もあるので、億劫がらずに税理士との関係に対して積極的になっていただくことをお薦めします。

参考記事
「税理士を変更したい」と思ったら確認すべき2つのポイント

税理士との付き合いで、おさえたいポイント

税理士との付き合いにおいては、あらかじめ綿密に打ち合わせて決めた内容で契約し、あくまでも対等な立場でお互いに意見をいい合えることが、大切です。

ここからは、実際に税理士との付き合いにおける、おさえておきたいポイントを挙げていきます。

1、税理士との付き合いでは、相性も重要~顧問料だけにとらわれない

「安かろう悪かろう」は世の常です。しかし、顧問料が高いからといって優秀な税理士とも限りません。

面談をしてみて、話しやすい税理士、相性のよさを感じる税理士を選ぶのがベストです。料金が安いからといって飛びついたり、高額なのだからと闇雲に信頼してしまうのは禁物です。

とはいえ、コストに見合ったサービスを受けられるのか検証することは当然です。自社が税理士に何を求めているのかを把握し、相場をある程度は掴んでおくとよいでしょう。

参考記事
なぜ顧問税理士を雇うのか?費用に相場はあるのか?
税理士費用の相場とは?費用を下げる2つのメリット

2、税理士との付き合いでは、料金の確認を怠らない

税理士との付き合いで揉めやすいのが、料金に関することです。

例えば、

・ある日突然、顧問料が高くなった!
↑ 売上高に比例して顧問料が上がる、という契約内容を見落としていた

・毎月顧問料を払っているのに、決算料をさらに請求された!
↑ 顧問料と決算料は別である、という契約内容を忘れていた

・・・といった誤解・トラブルはよくみられます。このようなことを防ぐためには、契約時に料金に関する内容をよく確認しておくことです。

もちろん、疑問を持った場合には臆さずどんどん確認しましょう。どのような仕事に、どれくらいの費用が生じるのかを納得したうえで、付き合っていくことが大切です。

「こんな疑問をぶつけたら、わがままだと思われるだろうか?」「こんな不満は、普通は持たないのだろうか?」などと考えず、積極的に尋ねてみましょう。信頼に足る税理士であれば、顧客の不安解消のために、誠意を持って答えてくれるはずです。

また、もしも不安や不満が募るようだったら、契約内容の変更や、場合によっては顧問税理士の変更という選択肢も視野に入れてもよいでしょう。

参考記事
税理士への不満があるなら、解決に向かって即行動がベスト!

3、税理士との付き合いでは、経営状態をオープンにする

税理士とはいえ、社外の人間です。経営状態等、会社の情報を打ち明けることには不安が伴うでしょう。しかし、税理士には守秘義務がありますので、過剰に心配する必要はありません。

また、税理士との付き合いにおいて、見栄を張ったり、隠しごとをしたりすると、税理士としても適切なアドバイスをすることができなくなります。結果、お互いに不信感を抱くことにも繋がり、よいことはありません。

一度付き合う税理士を決めたら、覚悟を決め、腹を割って経営状態を明かしましょう。

4、税理士との付き合いでは、対等な立場でOK

税理士に対しては、相談事があれば積極的に投げかけ、業務上の疑問があれば遠慮なく質問しても問題ありません。ビジネスパートナーとして、対等な立場同士の付き合いでよいのです。

逆にいえば、やたらと上から目線の税理士や、説明をおろそかにする税理士とは、無理に付き合う義理もありません。その場合は、躊躇なく税理士の変更を検討しましょう。

「先生に、こんなことを質問しては迷惑だろうか」と税理士に対して過剰に配慮したり、「契約したんだから、こちらの言うことを聞くのが当然だ」と居丈高に出たりすることなく、あくまで対等な立場で付き合うことが良好な関係に繋がります。

参考記事
税理士が偉そうな原因は?どう対応すればよい?

税理士との付き合いは、信頼関係が大切

税理士や弁護士といった「士業」の人は、とかく「先生」などと呼ばれがちです。しかし、税理士は顧客に協力し、会社の経営を助けるのが仕事です。

依頼をしてくれる顧客に寄り添う「お客さん本位の仕事」と捉えれば、税理士業はサービス業に近い性質であるといえるでしょう。

大切なのは、互いに尊重し、パートナーとして信頼すること。そして、包み隠さず相談をする姿勢が、税理士と上手く付き合うポイントだといえます。

税理士との付き合いを億劫がらずに、「税理士は何ができるのか」「自社は税理士に何を求めているのか」を明確にして付き合いを続ければ、経営にプラスに働くことが大いに期待できます。

ですから、良好な関係を築くことが期待できそうな税理士と出会えたら、ぜひ大切にしてください。

また、今の税理士に疑問を持っているようだったら、契約内容の見直しや顧問税理士の変更も視野に入れ、税理士との付き合いについて改めて検討してみることも一考に値するでしょう。

特に、最近は長引く不景気やコロナ禍において経営者として不安や悩みを抱えている方は少なくありません。そうしたときに、例えば各種省庁の行っている支援策や、経営負担を軽くする方策をアドバイスしてくれるような税理士は、本当に頼りになる存在です。

参考:
中小企業庁「事業再構築補助金」
中小企業票「IT導入補助金2021」

ぜひ、自社のニーズに合致し、人としての相性も良い税理士と関係を築き、経営に役立てていただければと思います。
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