3月決算の会社が税理士に断られる理由と、繁忙期でも契約できる正しい探し方
📋 この記事でわかること
- 3月決算の会社が税理士探しで断られやすい理由
- 税理士業界の繁忙期はいつか・なぜ忙しいのか
- 繁忙期でも対応してもらえる税理士の探し方
- 3月決算の会社が税理士を探す最適なタイミング
- 今すぐ税理士が必要な場合にとるべき行動
「3月決算なのに税理士を探したら、どこも忙しくて断られてしまった」——こうした声は税理士業界では珍しくありません。特に1月〜5月にかけては税理士事務所が最も繁忙になる時期で、新規の顧問契約を受け付けていない事務所が増えます。
しかし、だからといって「今すぐ税理士が必要なのに手が打てない」という状況は避けなければなりません。税理士紹介を専門とする株式会社タックスコムが、20年・26,000件以上の紹介実績をもとに、繁忙期でも対応してもらえる税理士の探し方と、断られないための正しいタイミングを解説します。
目次
なぜ3月決算の会社は税理士に断られやすいのか
理由① 税理士業界の繁忙期と3月決算が重なる
税理士事務所の繁忙期は大きく2つあります。
| 繁忙期 | 時期 | 主な業務 |
|---|---|---|
| 第1繁忙期 | 1月〜3月 | 個人の確定申告(所得税)の対応。申告期限は3月15日 |
| 第2繁忙期 | 4月〜5月 | 3月決算法人の決算・申告対応。申告期限は5月末 |
3月決算の会社が決算前後に税理士を探すと、ちょうどこの第1・第2繁忙期に重なります。特に確定申告期(1〜3月)は税理士事務所がフル稼働しており、新規の顧問契約を受け付ける余裕がない事務所が大半です。
理由② 決算直前の依頼は実務的に対応が難しい
税理士が新規の顧問先を受け入れる際には、過去の帳簿の確認・前期の決算書の引き継ぎ・経理体制の把握など、一定の準備時間が必要です。決算まで数週間しかない状況では、適切な対応ができないと判断して断る税理士も多くいます。
理由③ 質の高い税理士ほど既存クライアントを優先する
レベル4・5の優秀な税理士は、既存クライアントへのサービス品質を守ることを最優先にします。繁忙期に新規を無理に受け入れると既存クライアントへの対応が手薄になるため、質の高い税理士ほど繁忙期の新規受け入れに慎重です。
3月決算の会社が税理士を探す最適なタイミング
| 時期 | 探しやすさ | 理由 |
|---|---|---|
| 6月〜8月 | ◎ 最適 | 第2繁忙期が終わり、税理士事務所が最も余裕のある時期。新規受け入れに積極的な事務所が多い |
| 9月〜11月 | ○ 余裕あり | 次の決算(翌3月)まで時間があり、準備を十分に行える |
| 12月 | △ やや難しい | 年末調整・翌年の確定申告準備が始まり、税理士の手が埋まり始める |
| 1月〜3月 | ✗ 断られやすい | 確定申告繁忙期。新規受け入れを停止している事務所が多い |
| 4月〜5月 | ✗ 最も難しい | 3月決算の決算・申告対応で最繁忙期。ほぼ新規を受け入れられない |
山下健一著『税理士に顧問料を払う本当の理由』(Amazon税理士カテゴリ1位)でも、税務署への相談について次のように注意が促されています。
「注意点としては税務署に行く場合はできれば1月〜3月を避けることです。この期間は税務署が非常に混むためで、とにかく無申告だけは避け、いくら忙しくてもしっかりと申告するように努めましょう。」
税務署だけでなく税理士事務所も同様で、1〜5月の繁忙期を外した6月以降に動き始めることが、スムーズな税理士探しの鉄則です。
今すぐ税理士が必要な場合にとるべき行動
「繁忙期だとわかっていても、今すぐ税理士が必要」という緊急の状況もあります。その場合は以下の対応が有効です。
① 紹介サービスを活用する
自力でネット検索すると、繁忙期対応可能な税理士を探すだけで多大な時間がかかります。税理士紹介サービスを利用することで、現在受け入れ可能な税理士を効率的に見つけられます。特に審査済みの紹介サービスでは、事務所の受け入れ状況も把握していることが多いです。
② 決算のみスポット対応を依頼する
顧問契約の新規受け入れは断っていても、「今期の決算申告のみスポット対応」なら受けてくれる税理士がいる場合があります。緊急の場合は顧問契約にこだわらず、まずスポット対応を依頼することを検討しましょう。
③ 前の税理士に一時的に継続を依頼する
税理士を変更しようとしているタイミングで繁忙期に入ってしまった場合、今の決算だけ現在の税理士に継続対応してもらい、繁忙期明けに新しい税理士に切り替えるという方法も現実的です。
💡 繁忙期でも動けることはある
繁忙期であっても、面談・ヒアリング・次期からの顧問契約の検討は進められます。「今すぐ決算対応は難しいが、来期からの顧問契約なら話を聞く」という事務所は多くあります。繁忙期に動き始め、繁忙期明けにスムーズにスタートできるよう準備することが賢明です。
繁忙期でも断られにくい税理士の探し方
- 紹介サービスを活用する:受け入れ状況を把握している紹介サービスは、繁忙期でも対応可能な税理士を効率的に見つけられる
- 規模の大きい事務所を候補に入れる:スタッフが多い事務所は担当者を調整できるため、繁忙期でも受け入れ可能なケースがある
- スポット対応から始める:まず今期の決算のみを依頼し、来期から顧問契約に移行する流れを提案する
- 来期からの契約を前提に早めに動く:繁忙期中に面談・契約を進め、繁忙期明けからスムーズにスタートできる体制を作る
税理士コンシェルジュが繁忙期でも対応できる理由
株式会社タックスコムの税理士コンシェルジュでは、繁忙期でも受け入れ可能な税理士の紹介に対応しています。
- 代表・山下健一が紹介前に税理士と直接面談しているのは業界で当社だけ。各事務所の受け入れ状況・繁忙期の対応可否を把握した上で紹介。登録率30%以下の厳選1,600名以上から提案
- 担当スタッフ全員が決算実務10年以上の経験者。「今の時期に動くべきか・繁忙期明けまで待つべきか」の判断もアドバイス
- 20年・26,000件以上の紹介実績。税理士紹介・税理士探しの専門会社として、繁忙期特有の課題にも対応したマッチングを実現
- 紹介後も定期フォローあり。スポット対応から顧問契約への移行もスムーズにサポート
まとめ
- 3月決算の会社が1〜5月に税理士を探すと断られやすい。第1繁忙期(1〜3月:確定申告)・第2繁忙期(4〜5月:3月決算申告)と重なるため
- 3月決算の会社が税理士を探す最適なタイミングは6月〜8月
- 今すぐ必要な場合は「紹介サービス活用」「スポット対応の依頼」「現在の税理士への一時継続依頼」の3つの方法が有効
- 繁忙期中でも面談・契約の検討は進められる。繁忙期明けのスムーズなスタートに向けて準備を始めることが賢明
- 税理士コンシェルジュでは繁忙期でも受け入れ可能な税理士を把握した上で無料で紹介
この記事の監修・運営
税理士コンシェルジュ編集部
株式会社タックスコム|代表:山下健一
2008年のサービス開始以来、「税理士選びの判断基準」を専門とする紹介サービスを運営。代表の山下健一が1,600名以上の税理士と直接面談し、登録率30%以下の厳選審査を実施。個人事業主から年商数百億円の上場企業まで、累計26,000件以上・20年にわたる紹介実績を持つ。担当スタッフは全員、決算実務10年以上の経験者。
いきなり税理士を紹介するのではなく、「そもそも変えるべきか」「紹介を使うべき状況か」という判断の整理からサポート。テレビ東京・週刊ダイヤモンド・経済界・税理士新聞などのメディアに掲載実績あり。代表著書『税理士に顧問料を払う本当の理由』はAmazon税理士カテゴリ1位を獲得。
面談済み税理士 1,600名以上登録率 30%以下紹介実績 26,000件以上創業 20年Amazon 税理士部門 1位
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最終更新日:2026年3月27日
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